3,2,1,タミフル!タミフル! | やめるのやめた

3,2,1,タミフル!タミフル!

昨日の朝のできごとである。


やけに欠席の児童が多い。

登校している児童の健康観察をするために全員で体温を測った。


「よおし、先生とどっちが高いか勝負だ!」

こんなことを言った俺はきっとこの時点で意識がおかしかったのだろう。


子どもたちは大したことがなかったが、

自分の体温がなんと38℃以上ある。


「先生何度だった?」

と、聞かれるが、

「いや大したことなかったよ。」

と、つくり笑顔。

「なんだつまんない。」


違うんだみんな・・・。

ホントはつまんなくないんだ・・・。

と、心の中で葛藤しつつ事実は隠蔽。


どっちにしろ欠席多数のため学級閉鎖。

そして4時間で早めの給食後に下校となった。


ここからが地獄である。

子どもたちを動揺させないよう平然を装う訳であるが、

どんどん頭痛は酷くなり、体全体が倦怠感を帯びていく。

朦朧とする意識の中で、授業や展覧会の片づけを終える。


そして難関の給食。

普段、口うるさく

「がんばって全部食べろ!」

と言っているので、自分が残す訳にはいかないのである。

・・・が、さすがにまるで食欲がない。


それでも喰いましたよ。

完食ですよ。

ガッツですよ。


そして子どもたちを下校させた後、

速攻で保健室へ。

体温は39℃になっていた。


体温計を管理職にさしだし、

「早退します。」

と宣言。


速攻で病院へ行こうと試みた。

しかし、どこへ行っても

「3時まで往診はしない」

と断られる。

看護師が休憩中、医者の先生が食事中などの理由でだ。


「インフルエンザの発症を感じたらすぐに病院へ行きましょう。」

と、どっかの偉いお医者さんがテレビで言っていたのだが、

冷たい雨とともに突き刺さる厳しい現実。


今にも飛んでいきそうなギリギリの意識でチャリを漕ぎ、

4件目の病院にたどり着く。


そこもやはり午後の往診は3時からとなっている。

しかし、事情を話すと特別に往診してくれるという。


世の中には優しいお医者さんもござらっしゃるんだなぁ。




こうして現在タミフルを服用し、休養中である。


トホホ


タミフル