思い出バスケット | やめるのやめた

思い出バスケット

「フルーツバスケット」という遊び知ってますか?


イスを車座に並べて座り、

自分がどのフルーツかを決めます。

そして、例えば自分がバナナだったら、

鬼に、「バナナ」

と言われたら席を移動しなければならないというゲーム。

席をゲットできなかったらその人が次の鬼になります。



その発展型にあたるのが「なんでもバスケット」です。

鬼が、「朝ご飯を食べてきた人」と言ったら、

朝ご飯を食べてきた人は移動しなければいけません。

「靴下をはいている人」

「昨日西遊記を見た人」

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などなど、なんでも問題にできます。




先日、実習生とのお別れ会でこの「なんでもバスケット」をした訳です。

生活科の授業で自分が生まれてきてからのことを考えたりしてたので、

お題を、「生まれてきてからの思い出」で考えることにしました。



しばらくゲームが続く中、

「鼻から牛乳が出たことある人!」

というお題が出ます。


そんなにいないだろと思いきや、

「キャー」

っと、男女問わず大勢が立ち上がります。


それだけでかなり笑える図だったのですが、

俺の隣にいた男子は腕組みをしながら、

「牛乳はないなぁ」

と遠い目をして語り出します。

「じゃあ何が出たの?」

と聞くと、

「ま、ラーメンだね。」

と頷きながら答えます。

それを聞いたそのまた隣の子が、

「あるある。あとうどんとか。」

そこから鼻から出たもの談義炸裂。


「コーラは痛かった。」

「目から出たこともある。」

「ごはんつぶはなかなか出てこない。」

「そういう時は、鼻の穴を片方塞いでフンってやるんだよ。知らないの?」


知るか




そして、

「お風呂でう○ちもらしたことがある人!」

というお題。

「キャー」

っと、また大勢立ち上がる。


「あれやるとバスクリンみたいだよね。」

と共感し合う子どもたち。

「えぇ!したことないの!?」

と、まるでしないと罪であるかのように話す彼ら。




天才的なアホです。